今回は少し違う事に挑戦しました。興味本位で壁に色塗るより、ホルムアルデヒド対策、湿気対策など検討した結果、 漆喰 (しっくい)塗りに挑戦です。家の 壁 、漆喰!!クールじゃないですか?wただ、 難しい ?どうなんだろう。→やってみた結果:いい!そんな感じです。
そもそも漆喰って何?
自分自身も漆喰って壁のこと?くらいでした。
今回施工にあたり、色々調べました。
漆喰(しっくい)とは、
壁・天井などに使用される塗料。石灰に、ふのり・粘土などをねり合わせたもの。
のことをしめす。
うーん。言葉の意味だけではよくわからないですね。
土壁の材料が石灰になったもの?ということはわかりますが、何が良いのでしょうか?
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もう少し調べてみましょう。
漆喰の機能
調湿性・消臭性
漆喰には調湿性・消臭性など住宅の空気環境を調整する機能がある。
安全性
漆喰は自然素材でありシックハウス症候群の原因物質や揮発性有機化合物などを含まない建築材料である。
抗菌性
漆喰は水分が加わると強アルカリ性を示し微生物の繁殖を抑制し不活性化する。
不燃性
漆喰は不燃性の建築材料である。出典:wikipedia
知らずに何となく人体に良い感じと響きだけで選んでいましたが、文献上、本当に良いということが理解出来ました。
昔から生き続ける工法には、実績と裏付けがあるんですね。ひとつ賢くなりました。
準備工具・材料
いろいろサイトを調べて必要な工具・材料は以下があれば大丈夫そうです。
漆喰材(上塗り)※いろんな色があります。が今回は白をチョイス。
漆喰材(下塗り)※塗る環境にもよりますが、あった方がよさそうです。
コテ
板木
養生シート※マスキングテープ付が便利です。今回は車の塗装用を使いました。
つなぎ・角部分がある場合:補強テープ
ビニール手袋
お皿洗いとかの手袋より、病院で使っているようなぴちっとした手袋がベター!
ぶかぶかだと作業しにくいです。
※今回は手軽に始めれそうだったので、『漆喰うま~くヌレール』サイトを前面的に参考させてもらいました。
施工手順
今回は高さ1m、幅2mくらいの施工範囲です。
施工面の養生
- 壁(ボード)のつなぎ・角部は、補強テープを貼り付けます。
- 汚れないように養生シートをはりました。(写真下のビニールシート付)
下塗り+乾燥
まずは下塗りです。時間をかけずにザーッと塗ってしまいましょう。
と言いたいですが、まずは、補強したテープ部分やコーナー、ねじ穴などを先行で下塗りします。
乾いた後、全面塗りです。
薄く塗るのがコツです。※乾きやすいので注意!
上塗り+乾燥
下塗りが完全に乾くには1時間くらいかかりました。
目安は塗った直後の色から黄色っぽくなったら乾いています。(多分下地の板の色が出てきたのかな?)
完全に乾いたことを確認したのち、上塗りをしていきます。
塗った直後はそんなに白くなく、若干クリーム色っぽい感じでした。
ちょっと時間がかかったのムラやコテの模様が出ています。まぁ、味ですね!
施工後の状態
乾燥後はこんな感じです。
どうですか?うまくいってますよね?
完全に乾くには1、2日かかります。
徐々に色ムラがなくなり固くなっていきます。
小学校の時の工作に使った経験もある方が多いと思いますが、紙粘土が固まった後の手触りです。
今回使った漆喰剤は、塗りやすさから水分が多め?なのかわかりませんが、塗った直後と乾燥後では、だいぶ表面の様相が変化します。
ペイントの壁塗りみたいにツルツルにはならないのは塗り方か分かりませんが、ハンドメイド感があって、良い感じに仕上がりました。
ただ、そもそものつなぎ目の固定が甘かったせいか、時間が経つとひび割れが…
多分直しても割れるだろうとそのまま放置してますが、施工される場合は念には念を入れてチェックしてください!
補足:こんな状態を推測してか、メーカからは、こんな便利なものも出てます。ちょっとした補修には便利そうですね。
さいごに
今回は2畳ほどの壁でしたが乾き含めて4日程度の施工でした。
途中子供も手伝って?の施工でした。
肌荒れや怪我しないように注意は必要ですが、共同作業が可能です。
形に残るものですので、出来の善し悪しも重要ですが、それ以上に思い出作りとしても最適です。
専門の職人さんがいる作業ですのでハードルが高く感じますよね?
でも、素人でも思っている以上に簡単に施工出来るので、みなさんもレッツトライ!!
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