前回、「 防音 部屋(壁)を作ってみよう! -知識編」で 『 防音 』に関する知識を投稿しました。 今回はいよいよ、 DIY の醍醐味、工作編です。
クローゼット は1畳くらいのサイズですが、一人では、難しい作業です。 お手伝いさん必須な作業ですので、 DIY 有志を募り、 防音 部屋(壁)作成作業を進めましょう!
準備する防音材料
自分のポリシーで原点回帰が可能な防音室のDIYを目指しているので壁には穴明けはしない、釘も打ちません。 なので、木枠(枠組み)作成からとなるので、必要に応じて参考にしてください。
- 2×4材料
- 防音シート
- 吸音材
- 多孔質プレート
防音の施工手順
1.施工エリア確認(元 クローゼット )
※クローゼットの扉を外し、床を40cmほど上げて床した収納にした状態
2.遮音シート施工(+枠組み)
【補足】
- 遮音シートの内側面には説明が記載されており、重ね代が必要。
- 通常は壁に打ち付けますが、枠組みにクリップ(大きなホッチキス)で固定
- 横方向の距離は吸音材に合わせて約90cmとしています。高さは約200cm。
3.吸音材のはめ込み
【補足】
- できるだけ吸音材のサイズに合わせて枠組みを設置。
- サイズ合わないところはカッターでカットし、シルバーテープで補強2420 エーモン工業 アルミガラスクロステープ AMON 音楽計画
4.多孔板で養生
【補足】
- 吸音材は、化粧カバーしているものを採用しているのですが、ちょっとチクチク。
- 多孔板で補強兼、吸音効果向上※
※多孔板の穴から音が入り、音のエネルギーを分散させ吸音します。
皆さん学生時代に音楽室とか穴あいてませんでしたか?w同じ仕組みです。
防音効果はいかほどに?
室内で電動工具使ったことないと思いますが、部屋自身が防音効果あるので音が反響して意外とうるさいのですwww
施工前に同じ環境で計測した結果は、100dbくらいでした。
これはおおよそ、パチンコ屋さんよりうるさく、地下鉄の構内レベルだそうです。。。
(そのまま続けてたら耳が悪くなるところでした。。。)
隣の部屋(リビング)で計測しても85dbで大型トラックくらい。
防音部屋を施工した結果、同じ部屋では、片面開放しているのであまり変化なし。。。
これは想定内。。。(将来的に可動式ドア造ろう。。。)
同じくリビングで計測した結果は、
なんと、75db!!!
えっ?あまり変わってないやん?
数値的には掃除機と同じくらいなのですが、かなりの効果と思っています。
パチンコ屋さんから、掃除の音ですよ。
掃除は日常生活で聞こえるレベルでそこまで下がったのですから!
・
・
・
あれ?なんか納得できない結果ですかね・・・。